※2023年12月追記:5速MTモンキー125に乗り換えました。4速MTモンキーと比べて、振動が半減しています。
以前、「ツーリングの際に手が痺れる。」という話を書きました。少しでもハンドルの振動が少なくなれば良いかなと思い、バーエンドを交換してみました。
各社の商品の説明を見ていると、一番気になるアイドリング時の振動は軽減されないようでしたが、一番安い商品で試してみることにしました。
バーエンド交換後の感想
今回は、交換後の体感が期待ほどでは無かったので最初に結論から書いておきます。アイドリング時の振動に関しては効果は、ほぼゼロですね。↓交換後の映像です。相変わらずミラーがブルブルしています。
交換前、交換後の映像を撮っていましたが、目に見えての変化がゼロでしたので、交換後の映像だけ貼り付けています。劇的に振動が改善されたら・・と思ってウキウキして撮影していましたが、少しがっかりです。
しかし、交換することによって、走行中のハンドルが安定したのは間違いないです。ただ、交換後すぐに体感できなかったので、ヘビーウェイトバーエンドでしばらく走ったあと、純正のバーエンドに戻してみて、やっと効果が分かりました。確かに、走行中のハンドルの振動やブレが少なくなっていますね。このように効果の検証に時間がかかるほどの物ですが・・。
私は一番安い商品を選択しましたので、上の映像のように無骨なデザインですが、綺麗なアルミカラーがついている商品もありますので、見た目を良くした上で、振動軽減効果が若干あるアイテムということで良いのではないでしょうか? 高価なものでも5000円以内では購入できるかと思います。
ハンドルの振動について
距離が長いツーリングになるとハンドルの振動は疲れに直結してきます。そこで、振動対策を最も気軽にできる方法として、バイクのハンドルの1番端のバーエンドという重りの交換をすることにしました。このバーエンド(グリップエンド)が振動を打ち消す働きをしているので、これを重くすると振動がさらに軽減される(はず)なのです。
どの商品にするかについて
とりあえず、いちばん安くて重い商品を購入しました。だいたい3600円~3900円くらいですね。ただし、私の購入した商品はインナーのみでアルミカラーは付いていません。ゆえにデザインはかなり無骨です。すごく効果があるのなら綺麗なアルミカラーを付ける予定でしたが、2000円~3000円するようでしたので、今回は購入していません。私の購入した商品は、この商品ですが↓
これによって、
モンキー純正バーエンドの重さ49g(1個)を
ウルトラヘビーバーエンド重さ330g(1個)に変更できます。
これだけ重くなれば、あわよくばアイドリング時の振動も軽減されるんじゃね・・? とか思っていましたが、結果は冒頭の通りです。
バーエンド交換作業について
交換作業ですが、一番大変なのが、純正のバーエンドのプラスネジを外すことですね。一人だとインパクトドライバーが必須だと思います。私は、職場の男性に手伝ってもらって二人がかりで外しました。一人で無理にやりますと、ネジ山をなめると思いますので要注意です。
純正のバーエンドさえ外してしまえば、あとは簡単です。ウルトラヘビーバーエンドは六角で締めますので、六角レンチは忘れないように。ボルトは60mm、65mm、70mmの3種類が同梱されていますが、60mmで問題ないかと思います。
一点だけ注意点を書いておきますと、右手側は、↓のようにワッシャを1つ嚙まさないと、アクセルが回らなくなりますので気をつけましょう。
オススメするか、しないか、について
まずこれをご覧ください。ビフォー、アフターです。
上にも書きましたが、まずアウターのアルミカラーは装着したいところです。カッコよさが全然違いますね。あとは、すり抜けを良くする方は、やめた方が良いですね。思っているより出っ張っています。
個人的な問題ですが、グリップを握ったときに若干の違和感があるのも気になります。慣れの問題かもしれませんが、どうもしっくりきません。ただ、走行時の振動軽減効果はありますので、長い距離を乗れば乗るほど恩恵を受けられるでしょう。
バイクのパーツは高価なものが多いですが、これは比較的安価に出来ますので、気になる方はやってみても良いかなと思います。私は、もう少し使用してみて、慣れてしっくりくれば黒のアルミカラーを買って使用し続けようと思いますが、知らぬ間に純正に戻しているやもしれません。
この話の続き、アルミカラー(アウター)を購入した話はこちらへ。→
コメント
こんにちは
私のモンキー125も同じ症状でした
私の対策ですが
1.アイドリング時の振動
エンジン暖気後のアイドリングが1650-1750回転ありました
操作マニュアルでは、1400±100回転と記載されています
生産時から大きく設定がズレていたのが原因でした
私の場合、油温と電圧を確認しながら1200-1300回転にアイドリングを
合わせて、ほぼ振動0です
1400回転に合わせても振動は激減します
2.走行時のハンドルの振動
4000回転からグリップに微振動が出ました
同じバーエンドにプラスして、ゲルグリップを取り付けました
体感で微振動は半減ぐらいです
この2つを取り付け後にハンドルブレースも追加で取り付けましたが、
こちらは振動に効果なしでした
ご参考まで
追記です
私はOBD2故障診断機を取り付けてスマホでエンジン回転数、油温、電圧を
確認しながら、アイドリングスクリューでエンジン回転数を調整しました
販売店で見てもらうのが良いのですが、私も販売店に不信感があって
自分でやりました
診断機+ケーブルで5千円くらいです(amazon)
・Allcaca 自動車 故障診断機 OBD II 対応 Wi-Fi 超小型 配線不要 OBD2 多車種に適用 多機能 設置簡単車のECU情報をアプリでチェック (サポートのAndriod IOS) (青)
・キタコ (KITACO) OBD(On Board Diagnostics)アダプター ホンダ車用 764-9000100
スマホアプリは、アイドリング調整で使用するだけなら、無料のアプリで十分です
ログを取ったりするなら有料が便利ですが、あまり使わないと思います
で、アイドリングスクリューの場所は、サイドスタンド側からタンク下の
インジェクションあたりをのぞき込むと、黒い十字のスクリューがあります
調整済みの白い点が付けてあります
これはサービスマニュアルによると全閉から2回転戻しが基準らしいです
私の子も2回転戻しだと1400回転ぐらいでアイドリングしました
調整前は2・1/8ぐらい戻してありましたが・・
いろいろ調べて思いましたが、アイドリングスクリューを2回転戻して
バッテリーの電圧が12.7vぐらい以上出ていたら問題ないと思います
私の様に1200回転ぐらいまで下げなければ、多分ですけどね
ご参考まで
疑問点がありましたら、コメントの返信にお願いします
こんにちは。
貴重な情報ありがとうございます!
診断機がamazonで売り切れでしたので、別サイトから購入します。
回転数の調整と聞いて身構えましたが、ここまで
詳しく書いて頂いて、さらに商品も安価ですので
自分で調整してみます。
バイク、とてもお詳しいですね。
回転数の調整は、思いもつきませんでした。
初MTバイクなので、色々と手探りでやっております。(^・^;)
こんにちは
私もモンキーに乗り換えるまで、250のスクーターでした
この子を購入してから、トラブルが多いんで勉強した次第です
さて、OBD導入にあたって参考にしたサイトです
https://www.youtube.com/watch?v=TQIwztTKBfY&list=PLk7LqZNIS39ZGNjvby3EtPEBgBS6dxFni&index=18&t=1s
この動画でOBDの使い方がわかりました
スマホの振動による故障も気になりますが、タコメーターとしても使えますよ
また、油温の表示ですが、シリンダーヘッドの油温計の値になります
夏場の渋滞だと140℃まで上がりました
渋滞や急坂以外でも120℃ぐらいまで上がるので、気にし過ぎない方が良いです
あまりに温度が上がるのでオイルをいろいろ換えましたが、
10w-40ぐらいのオイルだと油温の上昇に変化はありませんでした
10w-50、20w-50だと変わるかもですが・・
あと、調整する時は、電圧に注意して下さい
私は、1200-1300回転まで下げてハンドルの振動を大きく低下させました
不愉快だったからです
この時の電圧が12.7vぐらいです
これで1年以上乗っていますが、バッテリー上がりはありません
既定の1400回転で不愉快に感じなければ、それぐらいで良いと思います
1400回転ぐらいだと13vは出ると思いますので、より安心でしょう
ハンドルの振動が改善されたら、記事にしていただけると
他の方の参考になると思いますので、よろしくお願いします
最後にギアの入りが悪いとかありますか?
私は最近まで悩まされていましたので、あるようならコメントの返信に
お願いします
私の対応策を返信します
うちの子だけの症状かもですが・・
では、また
こんにちわ。
診断機等、注文しました。2週間ほどで届く予定です。
頂いたコメントを参考に触ってみます。
ギアの入りについて
購入時の下調べの際に、Nに入りにくいという情報を得て
「ガッチリくん」という商品が良いという記事も見ましたが、
幸い私のところは、ギアの入りに関しては、まったく問題ありませんでした。
こんなに個体差があるのも驚きですよね~。